アイ・オー・データ機器は、録音/編集ソフトを強化したUSBオーディオキャプチャユニット「AD-USB2」を8月上旬に発売する。価格は5,300円。対応OSは、Windows 7/8.1/10。
AD-USB2
 フォノイコライザを内蔵し、レコードプレーヤーからの録音も行なえるオーディオキャプチャユニット。なお、MMカートリッジ方式のみに対応している。入力端子は、PHONO IN(RCA)×1と、ラインイン(ステレオミニ)×1を装備し、モニター出力としてステレオミニのライン出力も備える。
 同社では従来からUSBオーディオキャプチャユニット「AD-USB(4,200円)」を発売しているが、AD-USB2は、バンドルソフトを「DigiOnSound X C.E. for I-O DATA」に強化し、ハイレゾアップコンバートや自動サウンド分割などを強化した上位版となる。
 AD-USB2のハードウェアは44.1kHz/16bitまでの録音に制限されるが、DigiOnSound X C.E.のDHFXエンジンにより、擬似的に最高96kHz/24bitまでのハイレゾへのアップコンバートが行なえる。また楽曲編集は192kHz/24bitまで対応する。
 DigiOnSound X C.E. for I-O DATAでは、録音、編集、曲分割、音楽CDの4つの操作をわかりやすく案内する「シナリオ作成メニュー」を採用。自動サウンド分割も特徴で、レコードの曲と曲の間の無音部分をソフトウェアで検出し、楽曲ごとに曲を分割する。楽曲のファイル形式はFLAC、Apple Lossless(ALAC)、AAC(m4a)、OGG、WAV、WMA、AIFFなどが選択可能。
 また、アナログ録音した楽曲の情報をGracenoteのMusicIDデータベースを用いて自動取得する機能も搭載している。音楽CDへの書き出し機能も備えている。外形寸法は約18×57×13mm、重量は約60g。

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投稿者 sukedblog

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