テラダ・ミュージック・スコアは、6月3日に発表した2画面電子ペーパー楽譜端末「GVIDO」の開発状況と発売予定情報を発表した。6月の発表以降、同社には多くの問い合わせが寄せられており、同社に登録した人々へのメール、という形での公開となった。
GVIDO
 公開した試作機へのフィードバックを受け、それを反映するために、発売時期は「2017年初旬を目標」とする。まずは日本から発売し、順次販売する国を広げていくという。同様に未公開だった価格は「iPad Pro 12.9インチより少し高くなる予定」だが、ディスプレイが2枚あっても「iPad Proを2枚買うよりは安い」という。現在、12.9インチモデルのiPad Proは94,800円からなので、10万円から15万円程度になると予想できる。
 対応フォーマットは「当初はPDFのみ」だが、今後適宜アップデートで追加していく。また、本体には試作機の場合8GBのフラッシュストレージを搭載、別途内蔵のmicroSDカードスロットで拡張が可能という。
 なお、「ご要望が大変に多い」として、ページ送り用周辺機器「GVIDOペダル」も開発、「演奏会でも使用できる信頼性」を確保する予定。

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投稿者 sukedblog

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