アイ・オー・データ機器は、1080/60pのHDMI映像やVHSアナログ映像などをSDカードやUSBメモリに録画できるキャプチャユニット「GV-HDREC」を12月下旬より発売する。価格は16,500円。
GV-HDREC
 ゲーム機からのHDMI映像や、VHSなどのアナログ映像を、パソコンを使わずに最大1080/60pのMPEG-4 AVC/H.264で録画できるキャプチャユニット。USB端子とSDカードスロットを本体に備え、別売のSD/SDHC/SDXCカード(最大128GBまで)やUSBメモリ、USB HDD(最大2TBまで)に記録できる。
 フルHD録画時の目安は、128GBのSDXCカードで約9時間、2TB HDDで約150時間。HDD利用時の1ファイルあたりの最大録画時間は最大10時間まで。録画画質は、1080/60pでは36/28Mbpsが選べ、1080/30pは16Mbps、720/60p 12Mbpsなどのモードも備える。
PCレスで1080/60p録画可能。ファミコンミニと並べたところ
本体で録画した動画や静止画の再生も可能
 本体のボタンで操作が行なえ、単体で録画映像再生も可能。動画や録画した映像から切り出した静止画(JPEG形式)のスライドショーの他、最大120倍速の早送り/早戻しと1/4倍速のスロー再生、コマ送り/コマ戻しに対応。「格闘ゲームのプレイ動画を記録し、1フレームずつ見ながらプレイ分析する」といった使い方もできるという。
前面のSDカードスロット
上面の操作ボタン。左側の窪みが液晶パネルに見えるが、本体にディスプレイは非搭載
 不要なシーンをカットしたり、2つの動画をつなぎ合わせるといった映像編集も可能。マイクミキシング機能も搭載し、本体前面のヘッドセット端子に別売のマイクやヘッドセットを接続してゲーム実況動画の収録がPCレスで行なえる。録画した映像を外部ディスプレイで再生しながらの「アフレコ」も可能で、解説などを録音可能。
メニュー画面
動画編集メニュー画面
 HDMI入出力を各1系統備え、パススルー出力に対応。その際の映像表示の遅延も低減している。モードは「常時パススルー」と「録画時パススルー」、「OFF」のいずれかを選べる。HDMI CECに対応し、対応するテレビのリモコンから本体操作が可能。そのほか、HDMI非搭載のゲーム機やVHSなどを接続するための3.5mm 4極ミニジャックのAV入力端子を備え、付属のAV入力変換ケーブル(RCA-3.5mm)で繋げられる。3.5mm 4極ミニジャックのヘッドセット端子も備える。
HDMIパススルーの設定画面
 電源は付属のACアダプタを使用。外形寸法は140×60×32mm(幅×奥行き×高さ)、重量は160g。HDMIケーブルなどが付属する。
本体背面
付属のACアダプタ

関連リンク アイ・オー・データ機器 ニュースリリース 製品情報

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投稿者 sukedblog

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