どうもこんにちは!すけでぃー(@suked_blog)です!

うわーみんなの前で話すのきついわー。
結婚式のスピーチとか絶対滑るわー。
そんな悩みは、プロの講演家である『鴨頭 嘉人』さんの著書『人前で話す極意』から学んでいきましょう。


著者はYouTubeで話題の『鴨頭 嘉人』さんです。
鴨頭さんはプロの講演家であり、年間330講演を行い炎の講演家と呼ばれています。
youtubeでも実際の講演を流してくれているので、興味のある方はそちらも見てみてください。
まずは本書の冒頭にある、鴨頭さんの主張を聞いてください。
人生の質はスピーチで決まる。
人が抱える悩みのほとんどが人間関係の悩みからきています。
自分の中にある想いをうまく言葉にできなかったり、自分の想いを言葉にして伝えてみたが誤解や否定をされてしまったという、過去の失敗からきています。
でもスピーチは技術なのです。学べば必ず変われます。
話す技術を会得して話す喜びをぜひ手にしてもらいたいです。
『人前で話す極意』より
本書には話し方のプロである鴨頭さんが、よく質問されることに対する回答をまとめてくれています。
その中でも即戦力で使えるテクニックをピックアップしたので、ぜひ盗んでいってください!
『人前で話す極意』話し方のテクニック


緊張するのは悪いこと?



あなたは人前で話すときに緊張しますか?
緊張とは神経伝達物質のノルアドレナリンが分泌されて、心拍数や血圧や体温が上昇することによって起こります。
これは身体が自然と戦闘状態に入っていることの現れなので、人前で話すときには緊張しなければならないのです。
つまり緊張するのはいいことですね!
プロの講演家の方は、講演を重ねると緊張しなくなってしまうので、緊張する努力するそうですよ!
ついつい話が長くなってしまう
一生懸命話そうとするとついつい話が長くなってしまうことありませんか?
原因は、自分の頭の中が整理されていない状態で話しているからです。
それを解決するには、以下のことを心がけましょう。
- この話を一言で言うと、どんな内容を伝えたいのか
- その話の中の一番大切なポイントは何なのか
- 聞き手がこのスピーチの中から何を持って帰って現場で行動すればよいのか
必ず一つの話題は3~5分で次のシーンに移るという原理原則を守れば、話が長くなるのを防げるようです。
目上の方に話すときのコツ
『堂々と丁寧に話す。』
これに尽きるそうです。
とても素敵な一文があったのでご紹介させていただきます。
話を聞いて下さる全ての方の未来が少しでも良くなるように、全力で話をさせてもらう。
それが話し手として誠実な態度であり、あるべき姿です。
鴨頭 嘉人



目上の方だとつい下からおどおど話してしまいがちですが、堂々と話す努力をしていきましょう!
大勢の人の前で話すときにどこを見ればいいのかわからない
日本人は聞き手の顔の上の空間を見渡しながら話しています。
つまり全体を見渡しているけれども『誰のこともみていない人』が多いそうです。
しかし一人ひとりと目を合わせた時間の合計が、全員と目を合わすということにつながっていきます。
一文節話したら次の人!一文節話したら次の人!と巡回していくと、聞き手は自分に話している感じがしてきます。



では100人とか大勢で話す場合はどうすればいいのでしょうか。
そういった場合、100人一人ひとりの顔を見ていくのは無理があります。
なので会場を9ブロックに分けます。


縦横に3ブロックずつに分けて、ブロックの中央と端4か所に1~5の番号を設定するんです。
その5ブロックのマスに向かって目線を動かしていくと、全体を見ているような印象を得られます。



めったにそんな大勢の前で話す機会がないから、ブロックにするのを忘れてしまいそうです!
プレゼンテーションで退屈させない方法
プレゼンで絶対にやってはいけないことがあります。
話し手が話している内容を、そのままPowerPointのスライドに表示させることです。



絵や図を表示させて、それをもとに話すと聞き手は理解しやすいですよね!
文字だけでも効果的な伝え方はあって、『キーワードだけをスライドに表示させる方法』です。
ついつい文字を多くしてしまいがちですが、プレゼンが上手な人はシンプルなんですね。
もちろんシンプルにすればするほど発表するのは難しくなっていきます。
『人前で話す極意』聞き手の感情を動かす話し方


結婚式のスピーチがうまくできない
結婚式のスピーチがうまくないのは当然だそうです。
スピーチを学んだことがないからですね。
ですが学んだことがない人でも聞き手の心の状態を変える、たった一つの方法があります。
『会場にいるすべての人が知らない、2人だけのエピソードを話す』ことです。
すると『2人を祝福できるこの瞬間が嬉しい』、という感情を聞き手の心の中に生み出せるのです。



結婚式のスピーチでびしっとみんなを感動させたらかっこいいですよね!
どうやったら人を感動させられますか?
ここで鴨頭さんの言葉をいただきます。
「人を感動させるスピーチはこの世の中にはありません。」
もしアナタがわたしの話を聞いて感動したのであれば、、、それはわたし自身が感動したからです。
その思いをあなたが受け取ってあなたの心が動いたんだと思います。
人間には共感性というすごい才能が眠っているんです。
鴨頭 嘉人
これは日常生活の中でもよく起きている現象で、例えば”もらい泣き”もこれと同じ現象です。
相手を感動させたいなら、まずは自分が感動することです。
どうやったら笑いをとれる話ができますか
笑いを追求することは、最も難しくレベルの高い技術が必要になってきます。
そんな中でも簡単にできる技術としては、ちょっとだけ笑える、『許可の笑い』があります。
話が滑ってしまったときに、あっ『今ここ笑うとこですよ』などと言って、聞き手に『笑ってもいいんだ』という許可をだすような笑いのことです。
笑いは聞き手の脳が疲れてきたときに、刺激を与えるなど補助的に考えましょう。



許可の笑いは自虐ネタに近いものを感じますね!
笑いは芸人さんができる名人芸!
人前で話す極意 要約まとめ


- 話し方は鍛えることができる!
- 緊張は悪いことではない!
- 話す前にまとめてから!
- 目上の人こそ堂々と丁寧に話すこと!
- 聞き手の方を見て話すこと!
- プレゼンテーションはシンプルに!
- 感動させたいなら自分がまず感動する!
- 結婚式では2人だけのエピソードトークを!
- 笑うことを許可していこう!
まずはこの内容を実践するだけでも、ずいぶん話が上手になるのではないでしょうか!?
全部一気に習得するのは難しいので、一つずつ習得していきましょう!
『人前で話す極意』読書後 僕が明日から実践すること


僕が明日から即実践することは、目上の人と話すとき『堂々と丁寧に話す』ことです。
もともと丁寧に話す意識はあるつもりですが、丁寧に話そうとしすぎて小さくなってしまっていた部分があったと思います。
注意しないといけないのが、『堂々と話すのであって偉そうに話すのではない』ということです。
紙一重ではありますが大きく意味が変わってくるので、そこは気をつけたいですね!
みなさんもぜひ、堂々と丁寧にを実践してみましょう!
それでは、すけでぃー(@suked_blog)でした!


コメント
コメント一覧 (3件)
[…] 雑談というよりはスピーチの腕を磨きたい方は こちらの『話す力を5分で身につける方法【人前で話す極意】』をどうぞ! […]
[…] 雑談というよりはスピーチの腕を磨きたい方は こちらの『話す力を5分で身につける方法【人前で話す極意】』をどうぞ! […]
[…] […]