どうもこんにちは!すけでぃー(@suked_blog)です!

「嫌われる勇気」・「幸せになる勇気」を読んだけれど、いまいち自分の生活には落とし込めていないなー。
結局今の仕事や人間関係に悩んでしまっているよ。
そんな悩みを解決する本が、「もしアドラーが上司だったら」です。
本記事を書く僕もまさに、アドラー心理学を自分の生活には活用できずに悩んでいました。
悩んでいたというよりは、自分の生活に落とし込みたいけど何からすればいいのか分からない状況でした。
しかし本書は、「嫌われる勇気」・「幸せになる勇気」よりさらに分かりやすく、アドラー心理学を教えてくれます。
※嫌われる勇気を読んだことがない方も安心してください。アドラー心理学については後述します。
なぜ本書が非常に分かりやすいのか。
それは、本書がサラリーマンを対象にしたストーリー形式で描かれているからです。



「嫌われる勇気」では冒険家的な感じの人が主役だったので、いまいち自分には落としづらかったのかも。
本記事では、「もしアドラーが上司だったら」の中でもおすすめのポイントを、図解で分かりやすく解説していきます。
「嫌われる勇気」を読んだけどモヤッとしている方も、人間関係や仕事の悩みを抱えている方も、この記事を読み終わる頃にはなにかしら糸口がつかめているはずです。
ちなみに聴く読書であるオーディオブックサービスのAudibleなら、初月無料で「もしアドラーが上司だったら」を聴けます。
>>Audible公式サイトそれでは、まずは本書がどんな本なのか見ていきましょう!
「もしアドラーが上司だったら」を図解で要約


そもそもアドラー心理学とはどんな心理学で、本書ではどのように描かれいるのかを見ていきましょう。
アドラー心理学とは?
アドラー博士は、ユングやフロイトと共に「心理学の3大巨頭」と呼ばれています。
アドラー心理学の主な思想は以下の通りです。
人間の行動には目的がある(目的論)
人間を分割できない全体の立場から捉えなければならない(全体論)
人間は、自分流の主観的な意味づけを通して物事を把握する(認知論)
人間のあらゆる行動は 、対人関係である(対人関係論)
人間は、自分の行動を自分で決められる(自己決定性)
人間の生き方には、その人特有のスタイルがある(ライフ・スタイル)
アドラー心理学とは ヒューマンギルド様から引用
良かったポイント
まずは簡単に本書のあらすじを紹介しておきます。
本書はさえないサラリーマン「りょう」が、海外転勤から帰ってきた「アドさん(仮名)」に、アドラー心理学を教えてもらう物語です。



りょうがアドラー心理学を学んでいき、どんどん成長していく姿は爽快ですよ。
そんな本書のおすすめポイントをお伝えしておきます。
- ストーリー仕立てだから聴きやすい
- アドラー心理学の入門書にぴったり
- アドラー心理学の実践編
それぞれを具体的に見ていきます。
本書のポイント


それでは、本書の解説・要約をしていきます。
アドラー心理学にはたくさんの思想がありますが、その中でも以下の2点に注目したのが、本書の特徴です。
- 共同体感覚
- 勇気
それぞれについてさらに分解していくと、以下3つのポイントになります。
- 自己決定
- 人生の嘘
- 課題の分離
これら3つを具体的に解説していきます。
自己決定
1つ目のポイントは「自己決定」ですが、それについて本書内でエピソードがあります。
本書の主人公りょう君は、出勤前にランニングをすることを日課にしようとしていました。
しかしある時からさぼってしまい、週に2回くらいしかできていませんでした。
そんな自分に、りょう君は嫌気がさしていたんですよね。
でもアドラー心理学に詳しいドラさんはこう言います。



週に2回もできたなんて、すごいじゃないか!自分の「できた部分」を褒めるべきだよ!
自分のできている部分を褒めてあげることで、「もっと自分はできる!」と上を目指していくことができます。
できていることは全体の95%、できていないことは5%、そんな5%に注目しては自分のやる気が削がれてしまいますからね。





小さなことでもいいので、自分ができていることだけに注目する癖をつけていきましょう!
人生の嘘
ある日りょう君は、やらなければいけない仕事に追われているときがありました。
[chat face=”hima_taikutsu.png” name=”りょう君” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 全部投げ出してビールでも飲みに行きたいな〜。[/chat]
そんな風に目の前に山にくじけそうになっていました。
そんなりょう君と、同じ様に苦戦している『はやと先輩』を見たドラさんが、こう言いました。
[chat face=”ドラさん-1.png” name=”ドラさん” align=”right” border=”gray” bg=”none”]そんなにやりたくなりなら、やらなければいいじゃないか。[/chat]
[chat face=”business_man3_1_question.png” name=”はやと先輩” align=”left” border=”gray” bg=”none”] じゃあ誰がこの仕事をやるんです?ドラさんがやってくれるんですか?[/chat]
[chat face=”ドラさん-1.png” name=”ドラさん” align=”right” border=”gray” bg=”none”]やらんよ。[/chat]
[chat face=”business_man3_1_question.png” name=”はやと先輩” align=”left” border=”gray” bg=”none”] 僕がやらないと相手先に迷惑をかけてしまいます。[/chat]
[chat face=”ドラさん-1.png” name=”ドラさん” align=”right” border=”gray” bg=”none”]迷惑をかければいい。[/chat]
[chat face=”business_man3_1_question.png” name=”はやと先輩” align=”left” border=”gray” bg=”none”] そんなことをしたら自分の評価が下がってしまうじゃないですか![/chat]
[chat face=”ドラさん-1.png” name=”ドラさん” align=”right” border=”gray” bg=”none”]つまり自分の意思で、自分がやりたいからその仕事を選んだのでは?[/chat]
アドラー心理学では、やらされているのにやっているようなことを、『人生の嘘』といいます。
問題を他社や社会のせいにするのではなく、『問題は自分が決定したことにあるのかもしれない。』そう考えるのがアドラー心理学です。
やりたくなければやらなくていいんです。全ては自己決定です。


課題の分離
りょう君が会社のみんなのために、みんなが飲んだコーヒーカップを洗ったことがありました。
その時のりょう君の期待は以下のようです。
- みんな感謝してくれ
- 自分をすごいと思ってほしい
- なんて気の聞く人なんだ
しかしみんなの反応は以外に薄く、感謝をされないどころか『いいカッコしちゃって』、と小バカにすらされたのです。
そんな反応されるなら、『もう誰かの為になにかするものか!』とりょう君は思ったんですよね。
そんなふてくされたりょう君にドラさんは言いました。
[chat face=”ドラさん-1.png” name=”ドラさん” align=”left” border=”gray” bg=”none”] りょう君の評価をするのは相手の課題だよ。見返りがなくても、誰かが始めなければならない。[/chat]
アドラー心理学では、対人関係の基本として『課題の分離』が提唱されています。


他人の期待を求めていては、自分の人生を生きていけない。
メリットもなにもあるわけではありませんが、それこそが誰も支配せず、自分も服従しないということなんだそうです。
[chat face=”IMG_4617.png” name=”すけでぃー” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 中々できることではありませんが、そんな人になりたいものですね![/chat]
これら3つが重要なポイントだと考えました。
- できることに注目する『正の注目』
- 全ては自分で決めている『自己決定』
- 他人から見返りを求めない『課題の分離』
もしアドラーが上司だったら読書後のすすめ


本書は全12章で構成されており、その中の3章分を紹介させていただきました!
もちろん他のアドラー心理学も、対人関係において見逃せない内容となっているので、気になる方は本書を手にとってみてくださいね。
本書を1番お得に読む方法


最後に本書を1番お得に購入する方法として、ランキング形式でお伝えしていきます。
第一位 Audible
価格:無料orオーディブルコインor2100円
Amazonが提供するオーディオブックサービスのAudibleなら、初月無料で『もしアドラーが上司だったら』を聴くことができます。
[chat face=”2020CO08500読書.png” name=”すけでぃー” align=”left” border=”gray” bg=”none”] Audibleは初月無料の読み放題があるからですね![/chat]
[jin-button-shiny visual=”shiny” hover=”down” radius=”50px” color1=”#54dcef” color2=”#0794E8″ url=”https://www.amazon.co.jp/b/ref=adbl_JP_as_0068?ie=UTF8&node=5816607051&tag=posposnuu0102-22″ target=”_self”]Audibleを無料で聴く[/jin-button-shiny]
第二位 DMM電子書籍
価格:660円(通常購入1320円)
こちらも初回限定になってしまいますが、『全電子書籍50%OFF』、つまり半額で購入することができます。
[chat face=”6A96F1F7-B7DB-4089-A486-8C5C694C93A1.png” name=”すけでぃー” align=”left” border=”gray” bg=”none”] 電子書籍で読みたい方には、1番お買い得な買い方ですね![/chat]
[jin-button-shiny visual=”shiny” hover=”down” radius=”50px” color1=”#54dcef” color2=”#0794E8″ url=”https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3BI1NB+74LVA2+6HW+3T1RQQ” target=”_self”]DMM電子書籍の登録はこちらから[/jin-button-shiny]
第三位 Kindle書籍
価格:1188円
こちらは単純に定価が安い店舗を探した結果ですが、結局Kindle安いですね.
第三位まで紙の本のランクインは無しです。(紙の本は1320円)
[chat face=”IMG_4621.png” name=”すけでぃー” align=”left” border=”gray” bg=”none”] いよいよオーディオブックと電子書籍全盛の時代を感じます。[/chat]
『もしアドラーが上司だったら』をAudibleで聞いてみた! まとめ


- ストーリー仕立てだから聴きやすい
- アドラー心理学の入門書にぴったり
- アドラー心理学の実践編でもある
- できることに注目する『正の注目』
- 全ては自分で決めている『自己決定』
- 他人から見返りを求めない『課題の分離』
- Audibleで無料で読める(初回限定)
今回は、『もしアドラーが上司だったら』のポイント解説と、お得な購入方法をご紹介しました。
アドラー心理学の考え方は斬新すぎて、最初は
[chat face=”angry_fukureru_boy.png” name=”怒る人” align=”left” border=”gray” bg=”none”] はぁ!?そんな風に考えられるかいな![/chat]と思うかもしれません。
しかし全体に共通している、『他者のせいにせず自分事で考える』という考えには共感できます。
自分にしっかり向き合う良い考え方だと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
[chat face=”IMG_4617.png” name=”すけでぃー” align=”left” border=”gray” bg=”none”] それでは、すけでぃー(@suked_blog)でした![/chat]
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