
できるなら文章でお金を稼ぐ仕事がしたいんだけど、WEBライターとブロガーって何が違うの?
確かにWebライターもブロガーも執筆の仕事ですが、実際にはやってることが結構違います。
ざっくり言うと、ブロガーの仕事の中にWebライターが含まれるようなイメージ。
今回はそんな僕が、Webライターとブロガーを実際にやってみて分かった違いや共通点、どちらを始めた方が良いのかを解説していきます。
本記事を読めばあなたがどちらから始めれば良いか分かり、自分の力だけでお金を稼ぐ一歩を踏み出せます。
ブロガーとWEBライターの違い


ブロガーとWebライターは何が違うのか、まずは比較一覧表をご覧ください。
比較項目 | ブログ | Webライター |
---|---|---|
初期費用 | 約15000円 | 無料 |
月の収入上限 | ∞(無限大)? | 約100万 |
収入源 | 広告収入 | 執筆費用 |
初心者の稼ぎやすさ | 難しい | 比較的簡単 |
稼げるまでの期間 | 長い | 短い |
労働時間 | 長い | 普通 |
記事の書き方 | 自分好み | クライアント好み |
それぞれについて具体的に解説していきます。
ブログは初期費用が15000円/Webライターは無料
まずは初期費用についてですが、ブログの場合は初期費用がかかりますが、Webライターは無料で始めれます。
今お金を稼ぎやすいブログを作ろうと思ったら、以下を取得する必要があるからです。
- サーバー
- ドメイン
簡単に説明すると、サーバーが土地で、ドメインは家のことだとイメージしてください。
要するに、ネット上に自分だけの家を作るための費用がかかるわけで、これが年間15000円ほどします。
逆にWebライターはというと、ネット上に自分の住所を作るわけでもないので、なんの費用もかかりません。
Webライターを始めようと思った時、ほとんどの方がクラウドソーシングサイトと呼ばれる、お仕事を紹介してくれるサイトに登録することになります。
クラウドソーシングサイトの登録は無料なので、お金がかからないわけですね。
細かいこと言うと勉強費用なども多少は必要ですが、1000円くらいの本で勉強できるので、ほとんど必要ないといってもいいでしょう。
- ブログは約15000円
- Webライターは無料
ブログは広告収入/Webライターは執筆費用が収入源
続いて収入源の違いですが、ブログは広告収入なのに対して、Webライターは執筆費用が収入源になります。
ブログは広告収入で稼ぐ
まずブログの広告収入について簡単に説明していきますね。
例えばあなたがネット上で「この本が面白いよ!」とおすすめしたとします。
そのおすすめされた広告から本が買われると、本の価格の数%があなたに入ってくるんです。
紹介してくれてありがとう!の広告収入として入ってくるようなイメージ。
この一連の流れで損している人は誰もいなくて、以下のようなサイクルができているんです。
- 本の出版社は本が買われて嬉しい
- 本を買った側は良い本を知れて嬉しい
- 本を紹介した側は、良い本を紹介できてお金も入って嬉しい
これがブログの広告収入の流れです。
Webライターは執筆費用で稼ぐ
続いて、Webライターの執筆費用について解説していきます。
Webライターの執筆費用とはシンプルに、文章を書くことによって発生する費用です。
先ほどのブログは広告会社からお金がもらえたのに対し、Webライターの報酬はクライアント様からいただきます。
つまり依頼されて仕事を行い、その対価に応じてお金がもらえるというシンプルな図式です。
報酬の形態は色々ありますが、1文字書いたら1円のように、文字単価というものが決められることが多いです。



1文字1円のお仕事なら、5000文字書いて5000円もらえます!
収入上限はブログなら∞(無限大)/Webライターは100万くらい
ブログは収入上限が∞ですが、Webライターは約100万が個人で稼げる限界と言われています。
ブログの収入は∞(無限大)
ブログの収入は広告収入と言いましたが、その広告を見る人はインターネット上に無数にいるので、尽きることがないんです。
つまり自分が働いていない時間でも、広告から商品が買われることで稼ぐことができてしまいます。
この一種の不労所得とも言える状態が、ブログは無限大と言われるゆえんです。
実際にブログでは毎月数千万円稼いでいるような人もいるくらいです。
Webライターは月に100万稼ぐような人も
WEBライターとして多く稼いでいるような人でも、個人なら100万くらいが限界だと言われています。
なぜならブログは自分が働いていなくてもお金が発生するのに対し、Webライターは自分が働いていないと収益が発生しないからです。
当たり前ですよね。
自分が文字を書くことがお仕事なので、何もしないでお金がもらえるわけありません。
いくら凄腕のWebライターといえど時間は有限なので、稼げる額には限りがあるわけです。
初心者はWebライターの方が稼ぎやすい
続いて初心者さんがWebライターとブロガーを始めた時の稼ぎやすさですが、圧倒的にWebライターの方が稼ぎやすいです。
なぜならWebライターはクライアント様と契約さえ結んでしまえば、後はしっかり仕事をこなすだけですよね。
でもブログは違い、自分的に上手に書けたとしても、その記事がGoogle検索の上位に載るか分からなければ、広告を見てくれるかも分からないんです。
そこでGoogle検索上位に載せるためにSEO対策ということを行うことになるのですが、即席でできるほど甘くありません。



ここで挫折する人が圧倒的に多いので、Webライターの方が最初は圧倒的に稼ぎやすいでしょう。
Webライターの方が稼げるまで早い
初収益が発生するまでの期間も、Webライターの方が早いです。
早い理由についても稼ぎやすさと同じですが、もう一点だけ補足しておきます。
新しいブログを作り記事を書いてから、約3ヶ月〜半年間はGoogle検索に載ってこないと言われています。
なのでその期間は無報酬で記事を書き続けなければいけないわけです。
対してWebライターは、記事を書いてクライアント様のOKが出れば報酬がもらえるので、早ければ1週間以内に稼げてもおかしくありません。
労働時間はブロガーの方が長い
Webライターとブロガーの労働時間を比べてみると、ブロガーの方が長いことが多いです。
ブロガーは記事を書くだけのように思うかもしれませんが、裏で以下のような多くの作業をこなしています。
- ネタを考える
- 競合記事のリサーチ
- ライティング
- 画像制作
外注せずに自分だけでブログ運営していくと、上記のような作業を当たり前のようにこなしていく必要があります。
そのため、1記事を書き終えるのに5時間くらいかかるのはザラです。
Webライターはお仕事内容にもよるので一概には言えませんが、記事を書くという一点の仕事であれば、ブログ作業の一部なので短くなるのは明白でしょう。
ブロガーは自分好みに/Webライターはクライアント様好みに
記事の書き方について、ブロガーは自分好みに書けるのに対して、Webライターはクライアント様の好みに書くのが基本です。
例えばあなたが「さかなクン」だとしたら、文の中に「ギョギョ」などと入れたいとします。
ブロガーだったら好きにすればいいですが、Webライターではそれができません。
「ギョギョ」と語尾に入れた瞬間にクビになることでしょう。
そういった自由度がきくのがブロガーで、きかないのがWebライターです。
以上がブロガーとWebライターの違いになります。
- ブログは初期費用が15000円/Webライターは無料
- ブログは広告収入/Webライターは執筆費用が収入源
- 収入上限はブログなら∞(無限大)/Webライターは100万くらい
- 初心者はWebライターの方が稼ぎやすい
- Webライターの方が稼げるまで早い
- 労働時間はブロガーの方が長い
- ブロガーは自分好みに/Webライターはクライアント様好みに
ブロガーとWEBライターの共通点


では逆にブロガーとWebライターの共通点は何だと思いますか?
以下が共通点です。
- 文章を書く仕事
- パソコン一台で働ける
- 収入がスキルに依存する
それぞれ見ていきましょう。
ブロガーもWebライターも文章を書く
ブロガーもWebライターも、文章を書く点が共通しています。
文章が嫌いな方には辛い職業かもしれませんが、嫌いじゃないなら好きになる可能性はあると思います。
僕も始めるまでは特に興味がなかったライティングの世界ですが、文章一つで読者さんの心を動かしたり行動を変えたりできる、文章特有の奥深さにはまっています。
パソコン一台で働ける
ブロガーもWebライターも、パソコン一台あれば働くことができます。
今の時代感染症などの影響もあって、外で仕事が続けにくいこともあると思います。
そんなときでも、パソコン一台あれば自宅でも作業できるのが魅力的な点ですよね。



パソコン一台で生きていけると思うと、心も身軽になって負担がグッと軽くなるはずです。
収入がスキルに依存する
ブロガーもWebライターも収入がスキルに依存します。
いくら稼ぎやすいWebライターでも、最初は安い単価の仕事をこなすこともあるでしょう。
しかしずっと低賃金で作業していくわけではなく、自分のライティング力などのスキル向上に応じて、高単価の仕事を受けれるようになっていきます。
ブログも稼ぐまでに時間こそかかりますが、稼げるようになればWEBマーケティングからライティングまでこなす、万能戦士のできあがり。
そうなれば転職やフリーランスなどの幅広い選択肢も出てきます。
以上がブロガーとWebライターの共通点でした。
- 文章を書く仕事
- パソコン1台で働ける
- 収入がスキルに依存する
どちらから始めるべきか


ブロガーとWebライターそれぞれの違いと共通点が見えたところで、あなたはどちらを始めますか?
まだ決めかねている方のために、僕おすすめの提案をしていきます。



今僕がどちらも初めていないなら、これから説明する順に行っていきます!
僕が考えるおすすめの道は、どちらを選択するでもなく、「ブロガー→Webライター→ブロガー」と転身していくことです。
その具体的な理由を解説していきます。
まずはブロガーになりましょう。
ただ一気にブロガーとして稼げるところまでいくのはベリーハード。
なのでまずは自分のブログを作って、プロフィールページと何でもいいので1記事を目安に作りましょう。
ブログの始め方については、「【完全版】読書ブログの始め方を読書ブロガーが図解と写真93枚で解説」の記事が写真付きで分かりやすくておすすめです。


ここで先ほどブロガーになってプロフィールページを作ったのが生きてくるのですが、そのページをポートフォリオとしてクライアント様に提示しましょう。
ほとんどの方がポートフォリオがないまま仕事に応募しているので、その時点で有利に立てるわけです。
そうして応募して仕事をいただき、自分にWebライターが合っているのか確認していきましょう。
Webライターの始め方については、「【初月で万は余裕】Webライターの始め方を5ステップで解説【初心者でも大丈夫】」の記事をご覧ください。


Webライターの仕事が苦ではなく続けれそうだと思ったら、ブログ運営も行いましょう。
Webライターとして地力が付いているので、ブログで書く記事が自然と高品質なはずです。
Webライターを続けるのもいいですが、労働収入なので稼げる金額には限界があります。



ブロガーとして自分が動かなくても稼げる状態を作り上げていくことをおすすめします。
おまけ 僕はブログ歴が長すぎた


最後におまけですが、僕の場合はブログ1本でやってきた期間が長すぎました。
それなりにまとまった金額を稼げるようになるまでには、1年半ほどかかっています。
その原因は圧倒的なライティング力不足だと自覚していて、もし初めにWebライターを実戦していたら結果は大きく違っていたと思います。
ブログだけでもライティング力を鍛えることはできますが、WEBライターをすることで、爆速でライティング力を向上させることができるからです。
なので、これからブログかWebライターを始める方には、ぜひ先ほど紹介した「ブロガー→Webライター→ブロガー」の順番でやってほしいと思います。
ブロガーとWebライターの違い まとめ
今回はブロガーとWebライターの違いをお伝えしていきました。
僕自身の経験談も踏まえてお伝えしたので、これから始める方に参考になれば嬉しいです。
自分の場合はどうなのか?この場合はWebライターからか?などの疑問があれば、ぜひ直接聞いてください。Twitterかお問い合わせボックスからの質問にもしっかりお答えします。
今回はこの辺で終わりにします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、すけでぃー(@suked_blog)でした!
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