どうもこんにちは!すけでぃー(@suked_blog)です!

本当にこのまま今の会社でいいのかな。
そんな疑問にお答えするのが本書、『転職の思考法』です。
いまや10人に1人は転職する時代ですが、転職失敗する人は多くいます。
このように、4人に1人は転職に失敗してしまっているのです。
本書ではその原因として、『転職の思考法』がないから失敗する!と言い切ります。
僕も本書を読んでみて、難しそうな転職もこの方法であれば失敗しにくくなるのでは?と思わされました。
大企業勤めで転職にびびりまくりの僕でもそう思うくらい、説得力のある内容となっていました。
今回はそんな『転職の思考法』を解説していきます。
ちなみに今ならAudibleの読み放題で、『転職の思考法』を無料で聴けます。
本来なら買うしかない本書ですが、聴く読書のAudibleなら、効率よく無料で読書することができますよ!



僕はAudible聴きながら通勤したので、会社に向かいながら転職したくなってきてました。
それでは本編に入っていきます。
『転職の思考法』はどんな本?


転職の思考法とは?
『転職の思考法』とは、転職で1番必要なのは転職の考え方であり、それが分かっていないと『転職は失敗します。』と本書では断言されています。
つまり転職に必要なのは、知識でも情報でもないということですね。
そんな知識や情報よりも大切な思考法を授けてくれるのが、本書なんです。
こんな人におすすめ
- 転職をするか分からないけど、今の会社でいいのか疑問な方
- 転職しようと思っていて、失敗したくない方
- 転職先の探し方、選び方が知りたい方
- 転職における人間関係が知りたい方
上記に少しでも当てはまった方は、間違いなく読むべき本です。
本書のあらすじ
簡単にあらすじを解説していきますと、今の会社に満足できていないサラリーマン『青野』が、転職コンサルタント『黒岩』に、『転職の思考法』を授けられていくストーリー形式となっています。
青野の転職ははたしてうまくいくのか?それを見ていくのも、本書の楽しみの1つであります。



普通に物語の続きが気になって面白かったですよ!
本書は以下の全4章で構成されています。
- 仕事の寿命が尽きる前に伸びる市場に身を晒せ
ー一生食えるを確保する4ステップ - 「転職は悪」は努力を放棄したものの言い訳に過ぎない
ー組織の論理が人の心を殺すとき - あなたがいなくなっても会社は確実に回る
ー残される社員、ついてくるパートナーとどう向き合うべきか - 仕事はいつから楽しくないものになったのだろうか?
ー心から納得のいく仕事を見つけるために大切なこと
それでは、そろそろ本書の要約に入っていきましょう!
本書の重要ポイント要約(図解有り)


先程もお話したとおり、本書は全4章で構成されていますが、今回は特に大事な第一章『一生食えるを確保する4ステップ』を要約していきます。
第一章だけでもかなりのボリュームと満足感があると思いますよ!
一生食えるを確保する4ステップは、以下の構成になっています。


- マーケットバリューを測る
- 今の仕事の寿命を知る
- 強みが死ぬ前に他の市場にピボットする
- 伸びる市場の中から、ベストな会社を見極める
それぞれのステップについて解説していきます。
ステップ1 マーケットバリューを測る
マーケットバリューとは、自分を『商品』だと考え、市場にとってどれだけ価値があるか、という指標になります。


- 業界の生産性
- 人的資産
- 技術資産
これら3つをかけ合わせて給料の期待値が決まります。
それぞれ見ていきましょう。
技術資産
技術資産の中でも、さらに専門性と経験に分かれます。
20代の方なら専門性を、30代以降なら経験を身に着けるべきであり、専門性とは、プログラミングやデザインなど一生使えるスキルのことです。
良い経験は、専門性が高い人にしか回ってきません。
ということは若いうちに専門性を身に着けておかないと、良い経験を得ることができず技術資産を手に入れることができなくなってしまいますね。。。
人的資産
人的資産は、40代以降になったときに重要になってきます。
今会社をやめても継続的に仕事をくれる人はいますか?
その問いにYES!といえるなら、人的資産があるということになるそうです。



やっやばい、、、仕事くれる人いるのか??
業界の生産性
業界の生産性とは、その業界に一人あたりがどれだけ価値を与えられているかです。
業界によって生産性は大きく変わってきて、大きいと20倍もの差がでてくるので、同じような仕事をしても給料が20倍違うようなものです。



技術資産や人的資産があっても、業界次第では限界があります。
つまり、『業界選びを間違えたらどうしようもない』ということです。
- その業界が伸びているか見る
- 生産性が既に高いかを見る
- 衰退業界では働かない
これらを見極める方法は、ステップ2で解説していきます。
- 技術資産
- 人的資産
- 業界の生産性
ステップ2 今の仕事の寿命を知る
伸びている業界を知るには、まず仕事の寿命を知ることからです。
仕事は生まれて消えるものですが、以下の手順に沿っていきます。


聞きなれない言葉だと思うので順に説明していきます。
ニッチ


まずはニッチといって、『すきま産業』を狙ったような仕事が生まれてきます。
誰もやっていないことを見つける人が現れてくるわけですね!
これは誰でも見つけれるわけではなくて、ニッチを見つけるのは難しいです。
スター


ニッチな仕事が儲かると分かった人たちが参入してくると、『スター』になります。
この辺りから参入するのでもかなり早いのではないでしょうか!?
かなりおいしいタイミングであると言えますね!
ルーティーンワーク


スターの仕事はシステム化しされ誰でもできるようにしていき、『ルーティーンワーク化』されていきます。
ここまでいってしまった業界は危険です。
なんとか見極めたいところです。
消滅


ルーティーンワークに使う人件費がもったいないので、AIや機械によって人が減らされていきます。
そして『消滅』に向かっていきます。
これが仕事の寿命が尽きるまでの流れとなっています。
どのタイミングで参入すればいいのか
じゃあいつ業界に参入すればいいのか。
一番良いのは『ニッチ』のタイミングで参入することです。
なぜなら今後どの業界に行くにしろ、伸びている業界で働いたことがあるだけで、マーケットバリューは高くなります。
例えばスマホアプリができ始めた頃に業界にいた人は、スマホアプリ業界から『ひっぱりだこ』になるみたいな感じです。
- ニッチな業界に入る
- ルーティーンワークは危険
- ニッチ業界の経験はバリューにつながる
ステップ3 強みが死ぬ前に他の市場にピボットする
ライフサイクルが消滅に向かう前に、他の市場にピボットしていく必要があります。


ピボットする際には、伸びるマーケットにピボットしていく必要があります。


伸びるマーケットの見分け方は以下の2つです。
- 複数のベンチャーが参入していて、各社共に伸びている
- 業界の非効率を突くロジックに着目する
見分け方について具体的に見ていきます。
複数のベンチャーが参入していて、各社共に伸びている
ベンチャー企業が大企業に勝つには、時代の波に乗ることです。
つまり複数のベンチャーが参入しているマーケットは、時代の波がきているということになります。
ベンチャー企業の動きには要チェックですね!
業界の非効率を突く企業を狙う
まだ誰も見つけていない非効率に着目した企業は今後伸びます。
例えば教育業界などがいい例で、今の学校では先生が毎年同じことを繰り返し教えますよね。
同じことを繰り返すのは中々非効率なことで、オンライン授業にすれば先生は何度も説明する必要がなくなります。
なのでオンライン授業は時代の波に乗っているんです。



オンライン授業のような、非効率を突いている企業を探しましょう!
- ピボットで市場を移す
- 複数ベンチャーが参戦していたら狙い目
- 業界の非効率を突いた企業に注目する
ステップ4 伸びる市場の中から、ベストな会社を見極める


いよいよベストな会社を見極める段階ですが、ステップ4は項目が多いので、ざっくりとポイントをまとめておきます。
- 会社選びの3つの基準
- 面接の場で聞く3項目
- 良いベンチャーの見極め方
- 転職エージェントに聞くポイント
- 良いエージェント5箇条
- 財務諸表で企業は見極めれない
- 中途で入るべき会社なのか
なんとなく気になる内容がたくさんありませんか?
一つ一つ要約していきますね!
会社選びの3つの基準
会社選びにはマーケットバリューを含め、以下3つの基準で選びましょう。
- マーケットバリュー
- 働きやすさ
- 活躍のしさすさ
特にマーケットバリューがないときには、活躍のしさすさで選ぶといいです。
仮にマーケットバリューがなかった場合でも、活躍さえすればマーケットバリューがついてきます!
面接の場で聞く3項目
面接の場では必ず以下の3点を聞いてください!
- どんな人物にどんな期待をしているのか
- 今1番社内で活躍している人は、何で評価されているのか
- 中途社員の人は、どんな部署を経てどんな業務を担当しているのか
これらを聞いて自分が活躍できるイメージがもてないと、実際にも活躍するのは難しいとか!
良いベンチャーの見極め方
良いベンチャーを見極めるには、面接で以下の3点を聞くことが重要です。
- 競合の会社はどこか、競合も伸びているか
- 現場のメンバーは優秀か
- 同業他社からの評判は悪くないか
これらに関しては面接で聞いても正しい情報とは限らないので、ネットの情報を集めたり、その業界の人に確認するのが間違いないです。
転職エージェントに聞くこと
転職エージェント経由で企業と面談を行ったら、面談後に転職エージェントに以下の2点を聞きましょう。
- 面接でどこが評価されたのか
- 自分が入社する上での懸念点はないか
これらをしっかり答えれないエージェントには要注意です。
エージェント選びも転職には欠かせない要素なんですね!
良いエージェント5箇条
良いエージェントには、以下の5つが当てはまってきます。
- どこが良かったのか、懸念点もフィードバックしてくれる
- 自分のキャリアへの価値を教えてくれる
- 企業に年収の交渉をしてくれる
- 他の求人案件を粘り強く探してくれる
- 社員や役員とパイプがあり、面談をセットしてくれる
転職エージェントに行く前には、これら5つの要素を確実に押えておきましょう!
財務諸表だけでは企業は見極めれない
今の企業は財務諸表だけでは価値が判断しづらいです。
例えばフェイスブックという企業は、全世界に広がる個人情報と膨大な個人データが持ち味ですよね。


膨大な個人データなんかには、誰も値付けをすることはできないんです。
このような企業を判断するには、その業界に詳しい人に聞くか、ネットの口コミが参考になるそうです。
※ネットの口コミはネガティブな意見が多いため、必ず他の企業の口コミと比較すること。
中途で入るべき会社なのか
中途入社しても活躍できない会社があります。
- 新卒の育成はあっても中途の育成がない
- 中途の社員が活躍していない
これらがないか事前に調べておく必要があります。
やはり何を調べるにしても、その企業の人に聞くのか業界の人に聞くのが間違いないですね。
- まずは活躍のしやすい企業から
- 面接で自分のイメージと一致しているか確認
- 良いベンチャーを見極める
- 良い転職エージェントを見つける
- 企業の価値は数字だけではない
- 中途で活躍できるか確認する
第一章 『一生食えるを確保する4ステップ』まとめ


以上が『転職の思考法』で、最も大切だと思われる第一章の要約です。
一章だけでもかなりボリューム感たっぷりじゃないですか?
もう一度大きくまとめておきます!
- 自分のマーケットバリューを測る。
マーケットバリューは、技術資産×人的資産×業界の生産性 - 今の仕事の寿命を知る。
ライフサイクルがニッチやスターの企業は寿命が長い - 今後伸びるマーケットにピボットする。
- 良い転職エージェントを見つけ、面談を経て良い企業を探していく。
これであなたはある程度、『転職の思考法』を身につけることができました。
しかし物語はまだ第一章、さらに深い『転職の思考法』がこの先の章で待ち構えています。
残りの三章はざっくりこんな感じです。
- 第二章「転職は悪」は努力を放棄したものの言い訳に過ぎない
ー組織の論理が人の心を殺すとき - 第三章 あなたがいなくなっても会社は確実に回る
ー残される社員、ついてくるパートナーとどう向き合うべきか - 第四章 仕事はいつから楽しくないものになったのだろうか?
ー心から納得のいく仕事を見つけるために大切なこと



ぜひ本書を手にとって、『転職の思考法』をマスターしていってください。
本書を1番お得に読む方法


最後に本書を1番お得に購入する方法として、ランキング形式でお伝えしていきます。
第一位 Audible
Amazonが提供するオーディオブックサービスのAudibleをまだ利用していないのであれば、『転職の思考法』を無料で聴くことができます。



オーディオブックなので『ながら読書』もできちゃいます。
僕はAudibleヘビーユーザーなので常に耳から「聴く読書」をしています。
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第二位 Book Live!
こちらも初回限定になってしまいますが、『全電子書籍50%OFF』、つまり半額で購入することができます。
電子書籍で読みたい方には、1番お買い得な買い方ですね!
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第三位 Kindle書籍
こちらは単純に定価が安い店舗を探した結果ですが、結局Kindle安いですね.
第三位まで紙の本のランクインは無しです。(紙の本は1540円)
以上がお買い得ランキングです!
それでは!すけでぃーでした!
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